本堂内部の様子は・・・
今月号では、本堂保存修理工事の進捗について、紹介していきたいと思います。現在、屋根部分の銅板が全て新しくなりました。また、本堂屋根部分壁面の塗装工事にとりかかっています。
築地本願寺は海から近く、風雨や塩害の恐れがあることから、壁面の塗装工事を創建以降複数回行っております。
今回の保存修理工事では、創建当初の壁面を確認し、壁面塗装工事の方針を、文化庁とも協議しつつ、決定していきます。どのような壁面になっても、現在の築地本願寺からはかなりのイメージチェンジになるのではないかと思います。工事が完了し、お披露目できる日を、我々も楽しみにしております。
〈左側が創建当初の壁面の色です〉